2017年08月08日

不妊症に対する鍼灸治療について(4)

現在まで継続して来院していただいた方の約7割が妊娠されています。

そして、そのほとんどが6〜9か月の治療期間です。

治療は、基本週1回、おおよそ3か月以内で身体の変化を起こし、6か月までで良好な状態に持っていき、その後はその状態を維持していくようにと考えています。(期間は目安です)
 
”妊娠・出産への身体作り”は地道な作業です。

何回かの治療でOKという訳にはいきません。

また、治療に通っていただくこともそうですが、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動なども毎日できる限り実践してほしいところです。

当院での鍼灸治療(身体作り)を考えている方は、上記のことを理解して頂いた上で来院していただきたいと思っております。

もちろん、合わないと思ったらすぐにやめていただいても全く問題ありません。

一度だけでいいから、今の身体の状態をしっかり診てほしいという方も受け付けております。

その場合は、とりあえず気軽に来ていただければと思います。


たけだ治療院 http://www.kamakura-harikyu.com
                




posted by ポロロン at 22:00| 不妊治療

2017年07月08日

不妊症にたいする鍼灸治療について(3)

子宮や卵巣の機能改善・強化には、きれいで栄養豊かな血液を滞りなく流れさせることが重要で、それには身体全体の血流改善が必要だと考えます。

血行が悪い場合、

  ・血液量が不足している
  ・どこかで血流の停滞がおこっている
  ・血液を押し流す力が弱っている
  ・血液成分の状態が良くない

       などが考えられ、

例えば、血行不良の身体原因が「胃腸の弱り」と判断した場合は、胃腸の改善を中心に治療を組み立てていきます。

「胃腸の弱り」は、食欲の減退や消化吸収が悪くなるなど、血液をつくりだす栄養が不足し、ひいては神経や血管、その他の器官・組織(身体全体)も上手く滋養できなくなってしまいます。

実際に、胃腸の状態が良くなり血行不良が改善すると

 ・身体全体の力が増す(疲れが出にくいなど)
 ・筋肉が柔軟になる
 ・食欲がでる
 ・吐き気がなくなる
 ・便秘や下痢がなくなる又は少なくなる
 ・顔色に赤みが帯び、つやがでてくる
 ・脈の感じがよくなる
 ・舌の色が良くなる
 ・お腹の張りがとれてくる
 ・手足の冷えがなくなる又は少なくなる
 ・むくみがなくなる又は少なくなる
 ・生理痛がなくなる又軽くなる
 ・卵胞の数が増える
 ・卵のグレードがよくなる
 ・受精率が上がる
 ・明るくなる
 ・気持ちに余裕が出てくる
 ・その他(細かいところはまだまだあります)

      などの変化がおこってきます。

もちろん、人により元の状態や症状が違うので上記のような変化(改善)が全て起こるというわけではありませんが、身体全体の血液循環が良くなるということは、このようなことが起こってくるということです。

そして、上記のような変化が少しでも現われてくれば、妊娠確率は高くなっているはずです。

治療は子宮や卵巣へのアプローチも同時に行っており、中には鍼やお灸の刺激により「子宮や卵巣の形を感じる」という方や「子宮や卵巣が温められているのが分かる」という方もいます。

人により感じ方は異なりますが、鍼の響きやお灸の熱が子宮や卵巣へ影響を与えているのは確かなようです。


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posted by ポロロン at 00:00| 不妊治療

2017年06月14日

不妊症に対する鍼灸治療について(2)

不妊クリニックでは、一般不妊治療(タイミング法、人工授精、排卵誘発法など)や高度不妊治療(体外受精、顕微授精)が行われています。

一方、当院のような鍼灸治療院には、前述した西洋医学の治療をやっていてもなかなか妊娠に至らない方が来られます。

治療目的は、”妊娠・出産しやすい身体を作る”です。

これは自然妊娠を希望している方でも、顕微授精や体外受精を受けている方でも全て同じです。

自然妊娠はもちろん体外受精でも精子が卵子の中に自力で入らないといけません。(卵子は精子を受け入れなければなりません)

顕微授精では人工的に授精させるわけですが、ここでしっかり受精し、その後受精卵はしっかり細胞分裂を起こし育っていかなければなりません。

また、子宮への移植にしてもしっかり着床しなければならないし、着床した後もしっかり子宮の中で育っていかなければなりません。

このように、高度生殖医療においても、しっかりしなければならない部分は全て自身の身体力が必要になるわけですから、妊娠・出産への身体作りがいかに重要かわかると思います。

妊娠・出産しやすい身体作りには、いろいろな考え方や方法があります。

私は鍼灸・指圧・マッサージ師なので、当然これを鍼灸治療や手技療法で行っていきます。

治療は、身体全体の血流を改善させ、子宮や卵巣にきれいで栄養豊かな血液を滞りなく流れさせることを目標とします。

そして、治療を継続することで徐々に自律神経やホルモンのバランス等も整い、身体を良好な状態に持っていけると考えております。

ただ、自律神経や(女性)ホルモンは間脳(視床下部)で調節されており、視床下部が様々なストレスに反応することから、「身体」だけでなく「心」も健康でなければなりません。

残念ながら鍼やお灸は直接「心」にはできないので、治療で精神的ストレスや心の問題がなくなるというわけではありません。

しかし、身体力が上がれば、ストレスに対する抵抗力が上がります。

また、50〜60分の治療(当院)はカウンセリング効果もあります。(いろいろなお話を聞かせていただけるので)

「心」と「身体」、両方大事ですね。

「心」のツボにも鍼を響かせる。

そんな治療ができればと常々思っているのですが・・・。

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posted by ポロロン at 15:00| 不妊治療